Quantcast
Channel: 音の味わい、人の味わい
Viewing all articles
Browse latest Browse all 232

本日もスーパーセル(巨大積乱雲)が?!

$
0
0
イメージ 2
 
イメージ 1
春日部市から右手の越谷市にまたがる広域をおおう巨大な積乱雲(2013.9.3 午前11時ころ)
 
これは、9月3日の埼玉県越谷市付近の積乱雲。
我が国最大級の竜巻被害としてニュースで報じられた、あの竜巻発生の翌日の様子です。カメラのフレームをはみ出す巨大な雲の不気味な黒い部分は、豪雨や雷発生の可能性をはらんでいます。今日も来るのかなぁと思いつつ、集合住宅の開放廊下から撮影しました。
 
(ニュース報道より)
埼玉、千葉両県で発生した竜巻被害。最初に積乱雲が生じ始めてからわずか30分足らずの短時間でスーパーセル(巨大積乱雲)に発達し、今回の竜巻を生んでいたことが判明した。
 
他方、1時間の雨量が100ミリを超える豪雨や道路の冠水に困り果てる人々の様子が連日報道されていますが、これが特定の地方ではなく、全国いたるところで、しかも同じ日に見られるというのがこれまでにない特長でしょう。
台風の通り道になる府県ばかりが被害に合うのに比べれば公平であるとも言えますが、こんな公平さは困ったものです。
 
例外的であるはずのこうした自然現象が今年だけのことではなく来年以降も頻発し、豪雨や竜巻による被害はさらに増えるだろうとの見通しがあることが、いっそう不安な気持ちにさせます。
 
自然の力の前では、コンクリート製の電柱も自動車も簡単に破壊されてしまい、人間の小ささ、無力さを思い知らされたようにさえ思えます。
 
これが、やりたい放題だった人類への「もっと謙虚に生きよ」という警告ならばよいのですが、「地球温暖化」というだけでは片付けられない、天体としての根本的な変動が起きているのではないだろうか、日本は(地球は)、人間にとって安住の地ではなくなりつつあるのではないか、という心配を馬鹿げたことと笑い飛ばすことができない心境です。
 
だからといって、何かができるという対象ではないし、忘れたふりをするというのもスッキリしません。ほんとうは、オーディオどころではないのかも。
 

Viewing all articles
Browse latest Browse all 232

Trending Articles