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Channel: 音の味わい、人の味わい
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ドフのついでにお勉強

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●認知症サポーターセミナー
 
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形だけは修了証をいただいたが、経験を積まないと何もできない。(^^;
 
一昨日、自治会役員として「認知症サポーター講習」を受けてきました。住んでいる集合住宅は社会の縮図ですから高齢者の割合がどんどん増えています。当然、そのなかには一定の割合で認知症の患者さんがいるため、相互見守り的なシステムが求められます。これは団地とかマンションとか呼ばれている集合住宅に限ったことではなく、民生委員の方のお話では、戸建の町内会でも内実に変わりはないようです。
講習の開催場所は歩いても10分ほどのところにある地域の包括支援センターで、講習の内容としては知識として知っていたことが7割でしたが、残りの3割には有益なことも含まれていました。
 
周囲の人が認知症の方に対する時は、“病”であると認識して、その行動を否定するような態度をとらないこと。人としての尊厳を大切にし、排除でなく共生を主眼とする。というのがサポートの基本ということになるでしょう。
 
認知症に対する社会的な備えは、我が国は世界的に見れば(高齢化先進国であるという消極的理由ながら)進んでいる方であり、セミナーに顔を出していた地元出身の厚生労働副大臣の説明によれば、国際的な保健会議の場でその取り組みを諸外国から聞かれるんだとか。お寒い現実に接している者としては、にわかには信じがたい自慢話でした。
 
個人レベルの「認知症予防」に関しては、他の疾病同様、遺伝的因子の影響が大きいことは否定できないのですが、生活習慣でその因子の顕在化をある程度抑制することができるとの説明がありました。
認知症のすべてが科学的に解明されているわけではありませんが、膨大なデータからの因果関係としては次のようなものが紹介されていました。
 
1)青魚の健康成分DHAとEPAの摂取。
2)筋力維持のための運動量の確保。
3)血糖値の抑制。
4)規則正しい生活リズムの維持。
5)「30分の昼寝は予防に効果」。
 
これらは、おおむね「健康管理」の基本と共通で、わが身にあてはめると該当しない項目ばかり。とくに4)など持ち出されたら、当方は絶望的です。(^^;
 
ちょっと興味深かったのは5)で、楽をして体に良いなら大歓迎ですが、これも「1時間以上の昼寝は逆に認知症発症につながる」という怖いデータが合わせて紹介されていました。夜眠れなくなるから、というのがその理由で好き勝手に昼寝をすれば良いと単純に覚えるのはマズイようです。
 
お勉強の後はお楽しみというわけで、いっしょに参加した自治会の美人(?!)人妻と昼食を共にした後あっさり分かれて、近くのドフへ向かいました。
 
「音楽を聴いてリラックスすること」「オデオ機器に執着して物欲をかきたてること」は、認知症予防に効果ありと、セミナー後カウンセラーに個人的な質問をして確認ずみです。(笑)
 
●ご近所ドフの在庫
 
例によって大したものはありませんが、
 
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オデオ売り場の入り口には、スターリングとオールドラックス。
いずれも我が家のとそっくりですが、私が持ち込んだわけではありません。
スターリングのサランネットはウチのよりきれいですが、値段は高すぎでしょう。
 
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こちらはサンスイのFMチューナー。ダイヤル型のデザインが渋い!
 
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ボケボケですが、オンキョーのパワーアンプ、M-8000。
高そうな型番ですが、実は入門機。メーターがカッコ良く、ちょっと欲しいかも。
 
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このあたりは比較的まともに検討できるブツでしょうか。
 
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上はテクニクス7、下はダイヤトーンDS-31CMKⅡ。
ジャンクコーナーには、往年の名機たちが、ちょっとさびしい姿で・・・。
だいくみやさんのところに送り込んで、リハビリをさせたくなります。
 
認知症の兆候のひとつは、「好きだったことに興味がなくなること」だとか。男性の場合は、釣りとかゴルフとか熱心だったものをやらなくなる・・・、女性の場合には、おしゃれに関心がなくなる・・・。
 
物欲は脳が健康な証拠らしいのですが、最近は欲しいものがなくなって、我ながら少々危ないかも。(^^;

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