自慢・・・ではなく、自虐ネタでしかないが、アンプ、プレーヤー(CD&アナログ)、スピーカーの合計が50機を越えているため、不具合品が交代で発生する。古い製品が多い上に、接続の入れ替えをひんぱんに行うため、コンスタントに通電されている機器は限られており、なおさらトラブルが発生しやすい状況をつくり出しているのは、我ながら情けない。
メンテ費用はランニングコストと思って極力直してやるようにしてはいるが、
「各種回路をバイパスしたダイレクトポジションでしか音が出なくなったアンプ」
「トレイが出てこなくなってしまったCDプレーヤー」
など、手つかずのままになっている機器も数台。(>_<)
今回の修理対象はセレッションSL6S。普通に鳴っていたのにあるとき突然音の偏りが生じた。よくあるツィーター断線だ。機器の整理を目ざしているので、ジャンク品として売却するという選択肢もあるのだが、それだとどうもスッキリしない。動作状態を回復したうえで、欲しかった方にお譲りしたい。それ以前に、SL6Sへの愛着も捨てきれない。実力派のニューカマー、A1.20やSQ38FDではまだ鳴らしてみていないし・・・。
あらためて眺めると、何ともバランスのよいサイズと色合い。メタルバッフルが技術的な研究成果を示してカッコいい。音はダントツとまでは言えないが、同社の100、A1という各時代のエース級小型スピーカーとの自宅内バトルを制してきたペアなので、せめてもう一度ベストに近いパフォーマンスを発揮させてから手放したい。
経済計算をすればこのままジャンク放出が有利なのだが、趣味の領域では損得は行動の決め手にならない。結局、スピーカーのプロに修理をお願いした。
並行して、収納スペース確保とメンテ費用捻出のためにCDを100枚ほど処分した。機器の放出にはこだわりがあるが、感性にフィットしないCDの放出にはほとんど痛みを感じない。好き嫌いでかなり明確に振り分けができ、ほとんど聴かないディスクは無用の長物でしかないと感じているからだ。
某大手ショップのDMハガキに乗って、指示通り身分証明書のコピーを同封して送りつけたところ、査定金額の算出は10日ほど後になるとメールが来た。これでは、食い詰めたときの飯代調達には間に合わないなぁ。
時間がかかるのはていねいに査定をしてくれる証拠か。一点ごとの明細は出さないショップが多いと聞くが、ここは明細書を発行してくれるらしいので、ある程度の時間は必要だろう。SL6Sのメンテ費用がカバーできるとよいのだが。
金蒸着のディスクやステサン扱いの高音質ディスクなどは、単独でオークションに出した方が高値で処分できるのはわかっているが、1枚ずつ時間をかける気になれないのは歳のせいか。
関連情報をひとつ紹介すると、
でたどりつけるサイトは、バーコードの数字を入れるだけで瞬時に買取価格の見当が付けられるので面白い。自慢の秘蔵CDのコードを入れてみるのも一興だ。
市場価値のありそうなものは、ちゃんと高値(金額とショップ名)が表示されてなかなか妥当だと思うが、ここが最高値というのは少々疑問。こんど送られてくる査定金額と比べて、その点を確認してみたいと思っている。