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Channel: 音の味わい、人の味わい
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気になるアイツ~TEAC・サウンドリフレクター

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目下のところ、

○必要な機器~まったくなし
○欲しい機器~特になし
○不要な機器~多数

と、平穏な状態であるにもかかわらず、オーディオ関連機器を求めてのネット徘徊は止められない。アンプにしろ、カートリッジにしろ、何らかの情報に触れて、「あぁ、こんなのがあったなぁ」とか「こんな製品知らんぞ」とか、そんなちょっとしたことが楽しい。たぶんこれは、女性たちの好きなウィンドウショッピングの楽しさと同質のものだと思う。で、そんなことをやっていると、ときどき不要不急の“衝動買い”に走りそうになるのも、たぶん似ている。
 
イメージ 1
 
今回の出会いは、「TEAC S-2001」サウンドリフレクターというスピーカー。某マイナーオークションに出品中だった。形状は異質だが、製品情報の有力サイトaudio-heritage(オーディオの足跡)さんにも掲載のあるれっきとしたTEACの製品だ。
http://www.audio-heritage.jp/TEAC-ESOTERIC/speaker/s-2001.html

スペックはけっこうすごい。
・再生周波数帯域 40Hz~20000Hz
・出力音圧レベル 98dB/W/m
・インピーダンス 8Ω
・許容入力 連続:100W

これだけ見たらハイエンドスピーカーのようだが、寸法の奥行、重量で???となる。
・外形寸法 幅410×高さ805×奥行99mm
重量 5.5kg
 
そういえば、昔、雑誌の広告にあったような気もするが、現物は見たことも聴いたこともない。
板状のカタチとサイズからは、原寸大のホログラフィックな音像を描き出すタイプであることが想像される。
 
「最初からコンサートホールと同じような特性のスピーカーを創ればよいという逆転の発想によって開発されています。」

という説明文にも大いにそそられるものがある。
 
マグネパンとか、マーティンローガンとか、この手の衝立型スピーカーを聴いてきたものとしては興味津々。ただ、1台34,800円という価格は気になるところ。実際、接続端子などのつくりはチャチだという指摘もあったりする。
レビューを拾うと、音はおおむね好評だし、技術的には独自の面白さがあるので、コストに起因する妥協を減らし、ペア20万円を切るあたりでまとめたら本格的な製品になったのではないかと惜しまれる。
 
ちょっと調べてみると、たまにはヤフオクに登場してくるし、現在でも前述のオークション市場に出品があるくらいなので、手に入らないこともないようだ。もう少し手元の機器整理が進めば、ちょっと遊んでみたい「気になるアイツ」である。
 
実のところ、気分はずっと断捨離中なのだが、実際の機器はほとんど動かせていない。にもかかわらず、図々しく、「もう少し機器整理が進めば」などと書いているのを家人が知れば、「全然減ってないじゃない!」と言ってくるに違いない。
 
断捨離するぞ~!

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