うらめしや、NTT殿!!
(おわび)
現在、回線(光Bフレッツ)不調のため自宅パソコンがネットに出られません。そのため、ブログの返コメ、更新がとどこおっております。
現在、ネットカフェにてアクセスしております。通常のメアドは使えませんので、ブロ友のみなさまからのご連絡事項は、ゲスブ欄にて通信をお願いいたします。m(_ _)m
→たった今、復帰しました。顛末は以下に。(11日14時)
→ネットカフェは、初めて使ったのですが、けっこう便利。簡便なノートPCかと思いきや、地元企業である「マウスコンピュータ」製のしっかりしたデスクトップ機が稼動しておりました。フリードリング飲み放題、最新コミック完備の環境は、割安な使用料金と合わせて、魅力的。こういうことを知りえたのは、今回の騒動の唯一の収穫だったかな。
7月9日未明、仕事中に突然ネット回線が切断されてしまった。
現在の仕事は、ネット上のクローズドサイトに交付されているIDとパスワードの認証を受けてアクセスし、処理に当たるというものであるから、ネットがつながらないとどうしようもない。
当日は締め切りの日だったので、朝を待って相手方に電話を入れ、設定をノートパソコンに移したものをネットカフェに持ち込んで何とか対応した。
あらためて自宅の機器=NTTから購入した形のモデム(VH-100)の状況(ランプの点滅など)を見ると、どうも光回線がきちんと通っていないようだ。一昨年も同様の不具合が生じ、そのときは、てっきり自前のルーターが故障したのかと思い、設定をいじり、ルーターを新しく買い換えたあげくに、おおもとの回線不良に行き着いたのだった。
であるから、今回は初めから回線を疑った。ところが、
NTTのフレッツ光の故障窓口(4箇所ほど別の窓口)の電話がまったくつながらない。
どのルートからアプローチしても、「埼玉県の一部地域が、落雷のためつながりにくくなっています」というアナウンステープが流れ、「このまま待つか、後ほどかけ直すかしてほしい」という結論を押し付けてくるのだ。当然、“このまま待つ”を選択して待つこと30分。状況は変わらず。1時間後、3時間後、も同様。
電話がつながらなくては状況もわからないので、ネット回線でなく一般加入電話の故障窓口にかけてみるが、ここでも同じ対応。図書館に出かけたついでに、西武百貨店(今年になってから、ロビンソン百貨店が同じIYホールディングスの西武になった)のそばにあるNTTの営業所をたずねると、なんと建物が「テナント募集」に。管理はNTT系列の不動産会社になっていたので、売却したわけではないようだが、ある程度の規模のある営業所が閉鎖(移転か)とは、珍しい。
こんなこともあって、何だか近未来SFのように、NTTの機能が壊滅状態にあるかのような印象すら受けたが、電話回線は異常なしなので世の中を騒がすようなニュースになっているわけでもないようだ。
さすがに、コミュニケーションがとれなくては手のうちようがないので、今日は最寄のNTTに乗り込んで実情確認をする予定。対応次第では、回線サービス業者見直しもやむなしと思いつめたものの、原因が回線なのかNTTのVDSL機器(モデム)なのか、はたまたそれ以降の自分で設置した無線ルーターなのか、原因の所在だけはおさえないと、前回同様攻めどころを間違う。
(今朝の対応で何とか光明が)
そこで最後の手段で、「お客様相談センター」にお困りごととして電話をすると、なんと女性のオペレーターが出た。NTT各所に何度かけても自動切換えのテープばかりだったから、人と話したのは3日ぶりで信じられない思い。
ただし、「この電話は録音させていただいています」というメッセージが流れるのは、なんか嫌な感じだ。言った言わないの問題より脅迫や暴言電話対策と思われる。
事情を話して「2日も仕事ができない」というと、「折り返し、担当者から連絡いたします」とのことで、待つこと30分。登録情報を元に、NTT側で回線の状態チェック。どうやら、NTTの設置装置までの信号に異常はないもようでヤレヤレ。あとは、こちらサイドの自助努力で回復可能とのことで、電話を通じてネットワークの再構築。
参考書片手に何時間もチャレンジして、改善の兆しがつかめなかったのだが、さすがに専任のプロ。「~のチェックをはずしてみて」とか、参考書にないポイントの指摘があり、何とか新規購入のWin7パソコンで通信ネットワークが回復した。
ともかくネットに出られないことには対処作業中に「最新のドライバーにアップデート」とか、ダイアログの指示が表示されても対応できないので、手詰まりになり本当に困った。
で、結局のところ原因は何だったかと言えば、落雷による過電流というか、信号ラインに不当な負荷がかかったため、つながっていたモデム、ルーター、通信システムの設定がズタズタになったということのようである。これでは修復手続きが進まないわけだ。
使っていたルーターは初期値に戻すリセットボタンも働かなくなったため廃棄。新しいパソコンをNTTモデムに直結してまっさらの状態から通信ネットワークを設定して基盤を確保。新しいルーターを用意し、家庭内への通信網分配は次のステップとして行うことにした。
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この追加文章は使い慣れたXPパソコンで書いている。ようやく、現状を回復したわけである。
ネット社会の今日、ネットが切断されると実に心細いというか、世の中から隔離されてしまった感がある。もちろん、ネットなど自宅ではやらないという人も少なからずいるので、私がネットに頼りすぎているのだとは思うが、「仕事」「業務連絡」「買い物」「支払い」「情報収集」これらすべてがネット経由である。
最後に、不可抗力の落雷はしかたがないが、まったく外部からの接触ができず状況確認ができなかったNTTの体制は大いに問題だと思われる。夜間は留守電に吹き込む形で翌日連絡をくれるというルールもあったはずだが、その録音システムにアクセスする前に「掛け直せ」というテープで電話が切られたことが一度や二度ではなかった。かつてより電話対応の時間帯も縮小され、3日目に至ってもオペレーターと話せないという状況は改善されていなかった。かつての公社時代より明らかに効率主義で、職員もサラリーマン化しているのだろう。
たとえば医療など、ネットで重要な情報交換をしていた方など、どれだけ不自由したことか。場合によっては人命をおびやかされた人がいるかもしれない。
緊急性の高い事案を抱えている人には、アクセスできるルートをお知らせするとか、より自覚のある対応を求めたい。いまやネット環境は不可欠の社会的インフラなのだから。